これが詰み筋を覚えるということか???
前回書いた計画に沿って勉強をしている。
- 羽生の一手詰
- 羽生善治の1手・3手詰め将棋
この2冊はかなり簡単なので例題以外をとりあえず毎日1周(160問くらい)ドリル練習して
- 羽生善治の3手・5手・7手 ステップアップ詰め将棋
- 5手詰ハンドブック〈3〉
- 寄せが見える本 〈基礎編〉この3冊をメインに勉強している。
初見5手詰ハンドブック〈3〉5割くらい、寄せが見える本 〈基礎編〉は3割くらいしか分からなかった…が繰り返して覚えればいいというスタンスで読み進めた。
羽生善治の3手・5手・7手 ステップアップ詰め将棋は7手でも結構解けて楽しい。
よく言われる詰将棋で詰み筋を覚えるというのがいまいちピンと来なかったが、これが詰み筋を覚えるということか???という感覚が分かったので書き残しておく。
5手詰ハンドブックを解いていて考えても解けない場合は答えを見るという感じで読み進めていたのだが、解ける問題もあって、その解ける問題も2種類あることに気づいた。1つは見てすぐに解ける問題、もう1つは考えて解ける問題。文字にするとアレだが、図で表すとこんな感じだ。
この問題を見た瞬間、
この図が頭に浮かんだ、何を言っているのかわからねーと思うが…
つまりこの馬捨ての手をすっ飛ばして銀の横に駒を捨てて頭金というのが一瞬でイメージ出来て、そこから逆算してこの図を考えるという思考プロセスを踏んでいることに気づいた。
玉に逃げられない様にこの馬捨ての手から考えて読んでいくパターンで解けることもあるのだが、このパターンだと時間がかかる気がする。
同じような形で
この問題を見たとき
飛車捨てて頭金をイメージするも逃げられるので…
先に捨てて逃げ道をふさいで、
このパターンに持ち込む、つまりこれが詰み筋を覚えるということだと感じた。3手詰の場合ブルートフォースアタックで解けてしまうので、詰み筋を覚えてなくても解けてしまうというのがあるのだと思う。5手詰になると解けない問題が急に増えるのは総当たりで選択肢を消去していく方法が通用しないからであり、根本的な原因は詰み筋を覚えられていないのかなあ?と思うところである。
最後に
この問題を見たとき
この図をイメージするも、取ってくれずに逃げられるので、桂で飛車をおびき出して
最終的には頭金になるのだが、訓練次第ではこの頭金の最終形を最初からイメージ出来るようになるのだろうか???謎である。
少し長くなったが以上!